家の解体費用を払えない場合はどうすればいい?6つの対処法とそれぞれのメリット・デメリット
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自然豊かな地方へ移住したいけれど、どのように空き家を探したら良いかわからないとお困りの方も多いです。今回は、空き家に移住するのにおすすめのWebサイトをご紹介します。空き家に移住するときの注意点もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
「空き家」と聞くと、誰も住んでいない家をイメージされる方も多いです。実家を相続して家を入手するケースや一人暮らしの親が施設に入ったために空き家になったケースが挙げられます。状態によっては、安い費用で購入して住める可能性があり、空き家は地方へ移住したいとお考えの方にピッタリです。
経年劣化している空き家は、手入れや管理に時間と費用がかかり、放置されがちです。「空き家」の具体的な定義を見ていきましょう。
「空家等対策の推進に関する特別措置法」によると、空き家とは、建築物が居住されていない状態であると定義されています。
1年以上人の出入りがない場合や所有者が利用しているかどうかなどが焦点になります。また、電気や水道の利用状況、家の管理状況もポイントです。
行政によって認定された特定空き家は、市区町村が指導や勧告を行うなど介入します。
空き家問題は、国も対策を講じており、除去や活用を推進しています。空き家は、放置していると、倒壊したり、外壁が落下したりして災害時に危険な状態となります。その他にも、害獣の発生や悪臭などさまざまな問題の発生が懸念されるでしょう。
空き家は、年々増加しており、1998年から2018年の20年間で約1.9倍増加しており、今後も増加すると予想されます。
特に、自然豊かな地方は過疎化が進み、空き家も増加傾向にあるため、地方への移住をお考えの方は、積極的に空き家を探してみてください。
空き家問題についてさらに詳しく知りたい方は、「空き家問題の現状と課題分析を踏まえたうえでの効果的な売却戦略について」を参考にしてみてください。
参考URL:国土交通省|住宅:空き家対策 特設サイト (mlit.go.jp)
空家等対策の推進に関する特別措置法の 一部を改正する法律 (mlit.go.jp)
「空き家」の探し方は、主に2パターンあります。
インターネットを活用すると、時間や場所を問わずにいつでも検索できるので、時間がない方におすすめです。
不動産会社に相談すると、インターネットには掲載されていない情報を入手できる可能性があります。
それぞれの空き家の探し方を具体的にご紹介します。
インターネットを活用すると、希望するエリアの空き家を遠方地からでも探せます。後述でも解説しますが、空き家を探すときに特におすすめのWebサイトが「空き家バンク」です。自治体が空き家情報を管理しており、ホームページで紹介しているケースもあります。
空き家をお探しの方は、不動産会社に相談すると、紹介してくれます。特に地域密着型の不動産会社だと独自の情報やインターネットには公開されていない情報も持っている可能性があり、お得な物件が見つかるかもしれません。
希望するエリアに立地している不動産会社に相談するのがおすすめです。
「空き家バンク」は、自治体が提供している空き家対策の取り組みのことです。空き家の所有者から情報を集め、Webサイト上に公開します。空き家を探している方は、「空き家バンク」を利用すると、物件情報を得られるでしょう。
空き家バンクは、自治体が運営している点が特徴的です。空き家を売りたい人と空き家を購入したい人がマッチングするシステムです。不動産会社のポータルサイトをイメージすると分かりやすいでしょう。
空き家バンクは、営利目的ではないので、悪徳業者のトラブルの心配が少なく、信頼性がある点がメリットです。また、補助金や助成金が使える可能性があるのも、空き家バンクを利用する利点になります。
一方で、希望する空き家が見つかった場合、自分でやり取りをしなければならない点がデメリットです。万が一、トラブルが発生したとしても自分で対処しなければなりません。トラブルを防ぐためにも、書面でのやり取りを心がけるのをおすすめします。
空き家バンクを利用するときの注意点は、「仲介手数料が必要なケース」や「補助金や助成金がないケース」が挙げられます。
空き家バンクで空き家を購入するときは、自治体によっては提携業者がいる可能性があります。成約時には、仲介手数料を支払わなければならないケースがあるのを覚えておきましょう。
補助金や助成金は、自治体によって、差がある点に注意してください。一部の自治体では、空き家対策に力を入れており、多くの支援を提供していますが、力を入れていない自治体だと支援が少ないところもあります。
空き家バンクを利用する場合は、事前にどのような支援があるのかを確認しておきましょう。
「このび」は、JR西日本グループの不動産買取再販サービスの会社です。お客様から買い取った中古物件をリフォームやリノベーションをして、次のオーナー様に引き継ぎます。
空き家をお探しの方にとって、個人同士でのやり取りはトラブルが発生しがちです。しかし、「このび」で家を探すと、欠陥が発生した際も対応してくれるので、安心です。
ライフスタイルは、人によって異なりますが、「このび」は、今の生活に合わせた家を提供してくれます。滋賀県へ移住をお考えの方は、「このび」への依頼を検討してみてはいかがでしょうか?
空き家を探すときは、住んでから後悔しないように行動するのがポイントです。空き家を購入してから、「イメージと違った・・・」と困らないように事前に確認するようにしましょう。空き家を探すときのポイントを具体的にご紹介します。
希望する空き家が見つかったら、周辺環境の情報収集を行いましょう。特に、自然豊かな地方への移住を検討している場合は、スーパーまでの距離や薬局までの距離も調べておくのをおすすめします。
自然豊かな地方は、昼間は明るくて過ごしやすいかもしれませんが、夜は街灯がなく、真っ暗で家までの道のりに不安を覚える方もいます。周辺環境がどのような状況なのかを、住んだ時をイメージしながら調べるようにしてください。
空き家を購入するにあたって、なぜ空き家になったのかを知っておくのもおすすめです。相場よりも安い空き家の場合は、事件事故の可能性もゼロではありません。気にしない方は問題ありませんが、他の相場よりも明らかに安い場合は、理由を確認しておくようにしましょう。
希望する空き家の実物を実際に見に行くようにしてください。日当たりや風通りの良さなど、実際に訪れてみないと気づけないことがあります。
空き家の状況を実際に足を運んで確認し、キズや汚れがないかを確かめましょう。
先述の通り、自治体によっては、住宅支援制度を活用して、お値打ちに空き家を入手できる可能性があります。例えば、家がもらえたり、引っ越し費用の補助、住宅設備費用の補助をしてもらえる点が挙げられます。希望するエリアが定まったら、自治体のホームページなどで確認してください。
空き家に移住するときの注意点は、「資金面」や「目に見えない部分の確認」、「立地条件」が挙げられます。物件価格は安くても、目に見えない部分が傷んでおり、高額な費用がかかってしまうケースも考えられます。立地条件によっては、住みにくくて後悔する可能性もあるでしょう。空き家に移住するときに気を付けるべき点をさらに詳しくご紹介します。
空き家に移住するときは、物件価格を重視しがちです。しかし、空き家を購入して修繕やリフォームを検討している場合は、物件価格とは別で費用がかかります。修繕内容やリフォーム内容によっては、高額な資金が必要になるケースも考えられ、合計でどれくらい費用がかかるのかを計算しておきましょう。
空き家を探すときは、築年数で綺麗さを判断しがちですが、管理状況によっては、構造部分が傷んでいるケースもあります。見た目が綺麗な家でもシロアリがいる可能性もゼロではありません。写真だけでは判断できないところも多く、実際に自分の目で確かめる必要があります。
地方へ移住する場合、電車が1時間に数本しか運行していないところも珍しくはありません。また、バスやタクシーが運行していないケースも考えられます。交通アクセスや周辺の施設を調べて、生活に困らないような場所を選ぶようにしましょう。
「自然豊かなところで暮らしたい・・・」とお考えの方は、「憧れのポツンと一軒家、中古物件での生活のメリット・デメリットについて解説!」を参考にしてみてください。
いかがでしたでしょうか?
空き家を探すときは、「空き家バンク」を利用するとスムーズな空き家探しが可能です。希望する空き家が見つかったら、実際に自分の目で確認し、住みやすいかどうかをチェックしましょう。
自治体によって制度が異なるため、希望するエリアで活用できる支援制度を調べておくと損をせずに済みます。
空き家に移住して快適な生活を過ごしましょう!
鉄道を通じて地域の発展に貢献したいとの思いから、JR西日本に入社後、鉄道電気設備の維持・管理業務に携わる。
鉄道だけでなく幅広く地域の発展に貢献したいとの想いから、不動産の買取再販を行うこのびに参画。
鉄道業務で培った高い安全性・信頼性を自身の価値観とし、お客様との信頼関係構築を第一に、一人ひとりに寄り添った提案をすることを大切にしている。
このびでは営業・リフォーム・販売の経験を持ち、現在は事業統括・推進を行っている。
「このび」を通じてお客様に豊かな生活を提供することで、地域の発展に貢献したいと考えている。
子育て真っ盛りの1児の父。趣味はキャンプ。