解体屋・解体業者を選ぶコツや信頼できる業者の見分け方
家の解体にあたって、解体屋選びは重要なポイントです。解体屋の料金相場や信頼できる解体業者選び方がわからず、お困りの方もいるでしょう。この記事では...
使う予定の無い空き家の管理にお困りではありませんか?
相続した空き家や、古い空き家の維持管理は個人では難しく、サポートを受けたいと考えている方もいるでしょう。
この記事では、おすすめの空き家管理サービスを紹介するとともに、サービスを利用するメリットについても詳しくお伝えします。個人での空き家管理に限界を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
おすすめの空き家管理サービスは、以下の5つです。
それぞれの利用料金や対応エリアなども紹介するため、ご自身にぴったりなサービスが見つかるでしょう。
項目 | 詳細 |
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名称 | 郵便局の空き家みまもり |
URL | https://www.post.japanpost.jp/life/akiya/index.html |
対応エリア | 全国 |
利用料金 | 月額4,280円 |
日本郵便株式会社が提供する「郵便局の空き家みまもり」は、月1回、空き家の状況を写真付きの報告書で知らせてもらえるサービスです。
基本的には確認のみのため、不法投棄物の撤去や建物の修繕は行いませんが、オプションを付帯することで通水・通風や郵便物の転送は依頼できます。
郵便局のあるエリアであれば日本全国どこでも利用できるため、利便性の高い見守りサービスと言えるでしょう。
項目 | 詳細 |
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名称 | HOME ALSOK るすたくサービス |
URL | https://www.alsok.co.jp/person/rusutaku/ |
対応エリア | 全国 |
利用料金 | 月額7,700円 |
大手警備会社・ALSOKの「HOME ALSOK るすたくサービス」は月1回の巡回に加え、豊富なセキュリティオプションを付帯できる点が特徴です。
巡回箇所を10カ所まで指定できるため、敷地内で特にチェックしたい部分が決まっている方におすすめのサービスと言えます。
また、投函物の整理・廃棄・転送も基本料金に含まれている点もメリットです。
防犯性を高めたい場合はホームセキュリティの追加も可能なため、将来的に居住を予定している空き家の管理にも適しています。
項目 | 詳細 |
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名称 | 空き家あんしん管理サービス |
URL | https://www.akiya-akichi.or.jp/kanri/ |
対応エリア | 全国(一部対応不可エリアあり) |
利用料金 | 月額2,750円/6,600円 |
NPO法人空家・空地管理センターでは、全国の自治体と連携し、空き家に関する様々なサポート・サービスを提供しています。
「空き家あんしん管理サービス」もその一環で、月々2,750円から空き家の管理・見守りを依頼できます。特筆すべきは、管理サービスを利用すると、空き家専用の火災保険が自動的に付帯される点です。通常の火災保険に比べると補償範囲は限られるものの、そもそも空き家は火災保険に加入できないケースが少なくありません。
したがって、災害時のリスクヘッジをしておきたい場合はおすすめのサービスと言えるでしょう。
項目 | 詳細 |
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名称 | 実家のお守り |
URL | https://home.tokyo-gas.co.jp/service/housework/vacant_house.html |
対応エリア | 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の一部 |
利用料金 | 月額9,900円/11,000円/14,300円 |
首都圏に展開する東京ガスの空き家管理サービス「実家のお守り」は、依頼者のニーズに合わせて3つのプランから選択できる点が特徴です。
一般的な管理サービスが目視による確認と報告を主としている一方、「実家のお守り」では最も安価なプランにも簡易清掃が含まれています。また、高額のプランなら草むしりも依頼できるため、なかなか空き家のある現地に行けない方には使い勝手の良いサービスと言えるでしょう。
ただし、対応エリアが首都圏の一部であるため、利用できる地域が限られる点がデメリットです。
項目 | 詳細 |
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名称 | 日本空き家サポート |
URL | https://xn--w8jvl3b6d9gz83xm5o0mc223e.jp/portal/ |
対応エリア | 全国 |
利用料金 | 月額5,000円/10,000円/13,000円 |
「日本空き家サポート」は、空き家管理事業と不動産コンサルティング事業を展開する株式会社L&Fの空き家管理サービスです。
管理作業の様子を写真だけでなく動画でも確認できるため、より詳細に空き家の状態をチェックできます。また、空き家管理サービスは月1回の実施が一般的ですが、「日本空き家サポート」なら、プランによって月2回の巡回も可能です。
地震や大雨などの緊急時には無料の追加巡回・点検も実施しているため、遠方にお住いの方であれば特に安心感の高いサービスと言えるでしょう。
空き家を放置することによって、以下のリスクが生じます。
思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、空き家は適切に管理しましょう。
空き家を放置していると、「特定空家」として行政から指導が入る可能性があります。
なお、「特定空家」とは、国土交通省によって以下のように定義されています。
出典:「特定空家等に対する措置」に関する適切な実施を図るために必要な指針 (ガイドライン)
倒壊の危険性がある、または管理不行き届きによって景観を損ねている空き家は、適切な修繕または解体等の処理が必要です。
行政から勧告を受けたにもかかわらず空き家を放置すると、50万円以下の罰金の支払いや、最悪の場合、強制撤去が執行されるため注意しましょう。
人の出入りが無く放置されている空き家は、放火や違法薬物の栽培・受け渡しといった犯罪の温床になりやすい傾向があります。このような建物が近くにあると、近隣住民からの心象も悪くなるものです。
空き家の管理をめぐって、近隣トラブルに発展することもあるでしょう。また、建物の老朽化が進んでいる場合、ブロック塀や建材の倒壊により通行人がケガをしてしまう危険性もあります。
このようなケースでは、空き家の所有者に損害賠償責任があるため、費用負担が増大するのです。
空き家を解体せず、古家付き土地として売却する場合、不動産としての価値が下がる可能性に注意が必要です。
通常は価値の付かない古家でも、建物の状態が良ければある程度の需要は見込めます。
しかし、適切に管理されていない空き家は、解体するか大規模なリノベーションを行うしかないため、買主側の負担が大きくなります。したがって、なかなか買い手が見つからず、結果的に売却価格が下がってしまうことがあるのです。
空き家管理サービスを利用することで、以下のメリットが期待できます。
将来的に空き家を売却する場合も、空き家管理サービスは利用するのがおすすめです。
空き家管理サービスでは、基本的に不動産・空き家の専門家が物件のチェックを行います。
プロの視点で空き家を見るため、個人では気づかないような家屋の傷みなども細かく報告してもらえるでしょう。
また、最低月1回の巡回となるため、定期的に家の状態を確認し、適切な維持管理がしやすくなる点もメリットと言えます。
空き家でも定期的に巡回されていることがわかれば、近隣住民も安心できます。
犯罪を抑止するのは人の目です。所有者自身が頻繁に現地に来られなくても、第三者によって空き家の維持管理がされていれば、安全性と信頼性は高まります。
近隣住民に安心感を与え、不要なトラブルを避ける意味でも、空き家管理サービスは重要と言えるでしょう。
空き家管理サービスでは、敷地内の巡回に加え、建物内の簡易清掃や通水・通風などの設備維持も行います。そのため、家の老朽化を抑止し、不動産としての資産価値の維持が可能です。
また、空き家再生事業も展開する業者であれば、リフォームや売却に関するアドバイスを受けられ、結果的に今以上の価値に高められる可能性もあります。
このように、空き家管理サービスには、資産価値の維持および向上も期待できるのです。
空き家管理サービスを利用する場合は、以下の4つのポイントに注意しましょう。
空き家の現状に適したサービス選びが大切です。
サービス内容が自分にとって十分であるか確認するようにしましょう。
空き家管理サービスは、最低限の確認と情報共有に留まるものから、スタッフによる清掃や草刈りなどの作業が含まれるものまで様々です。
空き家が比較的近くにあり、自身で作業できる場合は、巡回のみのサービスでも問題ないでしょう。しかし、県外や海外に住んでいる場合は、ゴミや投函物の回収や緊急時の対応が難しくなります。
このようなケースにおいては、清掃などの作業や追加の点検も可能な、より充実度の高いサービスを選ぶ方がよいと言えます。
空き家管理サービスを選ぶにあたって、料金体系を明確にしているかも大切なポイントです。
一部の業者は、基本料金の安さだけを主張して、オプションにかかる追加料金について明記していない場合もあります。たとえば、草刈りや投函物の整理などはオプション扱いとなり、別途料金が必要になるケースも少なくありません。
契約後に思わぬコストを抱えないためにも、利用料金についてはホームページなどで確認しておき、契約時の説明と矛盾がないかチェックしましょう。
空き家管理サービスの中には、東京ガスの「実家のお守り」のように、一部のエリアにしか対応していないものもあります。また、全国対応と謳っていても、一部地域は対象外となるケースもあるため、対応エリアは必ず確認するようにしましょう。各サービスの対応エリアは基本的にホームページから調べられます。
詳しい情報が掲載されていない場合は、電話やメールなどで問い合わせるとよいでしょう。
空き家管理サービスを選ぶ際に役立つ情報の一つが、利用者からの口コミや評判です。
SNSや口コミサイトなどを利用し、利用を検討しているサービスの評判や実績をチェックするとよいでしょう。ただし、インターネット上の口コミには”サクラ”による投稿や、悪意のあるデマが投稿されている可能性もあります。
なるべく最新の投稿を参考にし、良い口コミと悪い口コミの両方をおさえた上で比較検討するのがおすすめです。
空き家管理サービスを利用する際は以下の3点に注意が必要です。
契約後のトラブルを防ぐためにも、事前に確認しておきましょう。
契約内容の認識に相違が無いか、契約担当者への確認を怠らないようにしましょう。
たとえば、「緊急時の追加点検が無料」な場合、「緊急」の定義が事業者によって異なる可能性があります。また、あくまで事業者側が緊急と判断した場合のみ利用できるもので、契約者からは依頼できないケースも少なくありません。
このように、サービスの利用条件や追加料金の発生条件を曖昧にしていると、必要な時にサービスを利用できないおそれがあります。いざという時に後悔しないためにも、契約内容で不明点があれば必ず担当者にたずねましょう。
空き家管理サービスでは、月1回、巡回結果の報告書が送付されるのが一般的です。
報告書にはあらかじめ決められた巡回箇所の写真と共に、損傷度などの情報が共有されるため、必ず確認しましょう。原則として、傷んだり老朽化した部分の修繕を行うのは所有者自身です。
「専門家に見てもらっているから」と任せきりにするのではなく、報告書の内容を元にその都度必要な処置を施すことが大切です。
洪水や台風、地震などの緊急時に、契約した空き家管理サービスがどこまで対応できるか確認しておくことも大切です。特に空き家が遠方にある場合、被災してもすぐに状況を見に行けないため、不安に感じる方も多いでしょう。
このような場合に備えて、管理サービスの稼働時間や、緊急時にどのような対応をしているのかなど、契約前に聞くことをおすすめします。
空き家は適切な管理がされていないと「特定空家」に認定され、様々なトラブルの要因となる可能性があります。
個人で空き家を維持管理するのが難しい場合は、空き家管理サービスを利用し、プロの力を借りて効率化するのも一つの方法です。月々1万円前後から、空き家の巡回や設備維持、報告書の送付まで依頼できるため、多忙な方や遠方にお住いの方には特に心強いサービスと言えます。
ただし、事業者によって基本プランに含まれるサービスとオプションになるサービスが異なるため、契約時には入念な比較検討を行うようにしましょう。
長期的な空き家管理や維持費用が負担となる場合は、不動産売却の利用もおすすめです。通常では価値が付かないような古い家でも、買取業者に依頼することで思わぬ値が付くこともあります。
空き家管理に悩んだら、まずは信頼できる管理サービスや不動産会社に相談し、現状に合った解決策を見つけることが大切です。
JR西日本グループが運営する「このび」は、これまで大切にされてきた家を、お客様の想いと共に次の所有者様へと繋ぐ不動産買取再販サービスです。
古い空き家や仲介での売却が難しい物件でも積極的に買取を行い、売却期間は最短1ヶ月と、迅速かつスムーズな取引が可能です。
お客様の負担を最小限に抑え、安心して売却を進めていただけるのが「このび」の強みです。
管理の難しい空き家にも、新たな価値が生まれる可能性があります。
空き家の維持管理にお悩みの際は、ぜひ一度「このび」へご相談ください。
鉄道を通じて地域の発展に貢献したいとの思いから、JR西日本に入社後、鉄道電気設備の維持・管理業務に携わる。
鉄道だけでなく幅広く地域の発展に貢献したいとの想いから、不動産の買取再販を行うこのびに参画。
鉄道業務で培った高い安全性・信頼性を自身の価値観とし、お客様との信頼関係構築を第一に、一人ひとりに寄り添った提案をすることを大切にしている。
このびでは営業・リフォーム・販売の経験を持ち、現在は事業統括・推進を行っている。
「このび」を通じてお客様に豊かな生活を提供することで、地域の発展に貢献したいと考えている。
子育て真っ盛りの1児の父。趣味はキャンプ。